オタクがクラブに行った話
タイトル通りオタクがクラブに行ってきました。
始まりは友人の誘いから
友A「クラブ行かね?」
俺「良いよ」
即断即決。YES.パリピ🥳
は?お前オタクがクラブ行ったってただ1人で酒飲んで虚しくなるだけって何回言われてんだよ。いや〜わかるよ、俺もそこまで考えた。
でもね、ネタになるんだわ、それだけ(いや、内心はワンチャン余った女食えんじゃねとか思ってたわけじゃ無いですよ、えーえーえー)
てなわけでオタク3人でクラブに行くって事になったわけ。
オタクにも最低限のドレスコードが必要って事で2日前に美容室で髪と眉毛を整え、服装は俺の考えた最強スタイル、上が右方のフィアンマで下は土方、いや完全に能力者。
勝ちを確信。
まず初めに、Aに誘われた友人Bと先に合流。
こいつバチバチに決めて、女食う気しかねぇ!!普段アロハシャツやん!!え!!その右手のリングは何!?は??
友人B「楽に行こ楽に笑」
いやお前の格好楽に来てねえだろオイ!!!
とまあ、完全に味方から切られた箇所を止血していたら、ついに友人A登場。
お前!!!それで良いのか!?いや、俺はお前と一生友達でいるからな!!!!最高だよお前!!!
というわけで右方のフィアンマ、ホスト、はまじの3人で新宿のクッソ有名なパチ屋の隣のクッソ有名なクラブに行ってきたわけ。
入場時から風俗よりもきついボーイに過度なナンパはやめてくださいみたいな文章を読まされながら入場。
中に入るとライブ中のような照明でめちゃくちゃテンション上がっていざメインホールに突撃!!!
いや、営業前か何か?人いなさすぎでしょ
俺らの他にいるのが5人くらい、しかも明らかにナンパ目的。
「もう、ゴールしてもいいよね…俺、もう頑張ったよね…」(クソデカEDM)
そう、オタクはただ「クラブに行った」というトロフィーが欲しかっただけなのだ。
とりあえず3人でドリンクチケットの酒を交換。
死ぬほどうめぇ、、、ただのレッドブルのウォッカ割り何だけどうめぇ、、、
ここで思う。居酒屋としてきたことにしようと。クソデカEDMが流れてるけど酒飲んで話してたら別に居z
「あのー初めてですか?僕ショット奢るんで一緒に飲みませんか?」
テレレレレレレレレデンデンデン!
そう、ここは居酒屋じゃねぇ、ナンパ師同士の女をかけた戦場。酒が弱い奴から退場させ、蜜を吸うカブトムシの集団。
運ばれてくるショット、作り笑顔で飲み干す。
「実は僕ここの店員でー、お菓子もどうでか、無料でいいですよ^_^」
は?いやいや、は?俺の闘志は?
運ばれてくるお菓子。さっき飲んだショットを回収する店員。
待って、ここ最高じゃん!!無料のお通し来たんだけど!!!
かれこれ居酒屋として雑談してると徐々に客も増え、女も男もたくさん来て、気づいたことがある。そう、女がめっちゃ踊ってる。絶対酒入ってないのに、狂ったように踊ってる。これ絶対シャブやってね?
まあなんだかんだ俺らも周りに合わせてリズムを取る。3人で段々オタクライブの容量でリズム取ってたらいきなり話しかけられる。
「お前らノリいいじゃんか」
めちゃくちゃ気さくな白髭に喋りかけられ、一緒に真似して踊る。
疲れるけど踊る。
はまじが疲れてダウンするまで踊った。
知らんけど、白髭は良いやつだった。
その後なんだかんだドリンクを追加で頼んで美味い酒を飲んだり、ギャルに話しかけられて何故か机の上にあった光る棒取られてギャルが遊びだして、光る棒奪われてよくわからんかったけど心ドキドキしたり、どんなオタクでも話しかけたら意外と反応してくれたりする。
俺「クラブ慣れてたりするんですか?」
オフホワイトくん「いやー、全っ然来ないっすよ、しかも今日初めてで誰かと交流出来たら良いな〜って思ってきたんです〜。いやー話しかけてくれてよかったっすよ〜」
俺「えぇ〜めっちゃ来てる雰囲気なのに、マジっすか、僕ら怖すぎて3人で来ましたよ(謎のマウント)乾杯!!」
オタクはどこに行ってもオタクとしか話さない。
それでも意外とみんな話したら話してくれるし結構男女問わず話しかけてくる。
そんな時間を過ごして終電前に帰路に着く。
白髭「もう帰るのか、またな」
白髭、、、お前、、、良いやつすぎんだろ、、、
こうしてオタクはもちろん女を持ち帰る事もなく終電で帰ったわけだが、3人とも笑顔で帰りましたとさ。
ps.普通に居酒屋とかバー行くくらいなら行っても良いかなぁと思うくらい酒も美味いし、クソデカEDMも聞いてて東方ヴォーカルみたいで良かったです。コロナ対策もめちゃくちゃしててcocoaではまだ感染者出てないらしいからそこそこ安心できそう。そこそこ。
使用額
入場料と酒3杯とショット3杯とお菓子
2300円